変化に強い人、そして組織。エヌ・ピー・シーのカルチャーは創業から今もなお脈々と受け継がれています。
市場の変化をいち早く感じ取り、新しい変化を生み出してきた当社。
ここでは、そんな当社がこれまでどのような歴史を歩んできたのか、その変化の軌跡をご紹介します。
Stories
- Project.03プロジェクト&ヒストリー
- リサイクル事業編
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変化に強い人、そして組織。エヌ・ピー・シーのカルチャーは創業から今もなお脈々と受け継がれています。
市場の変化をいち早く感じ取り、新しい変化を生み出してきた当社。
ここでは、そんな当社がこれまでどのような歴史を歩んできたのか、その変化の軌跡をご紹介します。
持ちかけられた太陽電池のリサイクルの相談
2014年、以前お世話になった先生から太陽光パネルのリサイクルに関するNEDOの共同研究に参画しないかとお誘いを受ける。リサイクルするためにはパネルを解体しないといけないが、エヌ・ピー・シーならできるだろうと。 リサイクルというと産業廃棄物処理、分野が違うのでどうかな、とも考えたが「環境」という点では将来必要なものであるし、何事にも柔軟に受け入れていくという考えであったので引き受けた。
ホットナイフで切り開く未来
エヌ・ピー・シーとしては、リサイクルするためのパネルの解体、特にガラス、EVA樹脂、セル、バックシートで貼り合わせたパネルを、いかに分離するかということに焦点をおいて研究に取り組んだ。分離する方法としてのみや糸鋸、グラインダーや熱を加えた刃物(ホットナイフ)で様々なテストや試行錯誤を繰り返し、結果的には「ホットナイフ」が最適な分離方法に至り、ガラスを割らずにしかもガラスがセル/EVAシートが混ざり合わず完全に分離できる独自技術を確立できたのだ。ガラスとセル/EVAを貼り合わせる真空ラミネーター等のパネルを組み立てる装置を、長年手掛けてきた技術と経験があったからこそ実現できたと思う。 その後、NEDOの共同研究を継続する中で特許及び商標を権利化し、ホットナイフ分離法を用いた自動解体装置の製品化を実現し、2019年から事業を開始することになった。